ANB

中園孔二 個展「すべての面がこっちを向いている」

2021.4.24-2021.5.23
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4F GARAGE 3F GALLERY
EXHIBITIONS

早逝の画家・中園孔二
その未発表作品を中心に、特別な展覧会を開催

【4月25日更新】

本展は、新型コロナウイルス感染予防措置を講じて、オンライン事前予約制にて開館いたします。ご来場の前に「新型コロナウイルス感染予防ご協力のお願い」を必ずご一読ください。

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ANB Tokyoでは、2021年4月24日(土)より5月23日(日)まで小山登美夫ギャラリーの協力を得て、中園孔二の個展「すべての面がこっちを向いている」を開催します。

中園孔二は1989年神奈川生まれ。2015年、25歳という若さで夭逝するまでに、絵画を中心に彫刻、インスタレーションも含め700点以上にわたる作品を制作しています。生前、東京オペラシティアートギャラリーグループ展「絵画の在りか」に出品、逝去後も、埼玉県立近代美術館でのグループ展(2016年)のほか、パリのポンピドーセンター・メス(2017年)や、モスクワビエンナーレ(2017年)、アイルランド近代美術館(2019年)などの展覧会に参加。2018年には横須賀美術館にて個展「中園孔二展 外縁−見てみたかった景色」が開催され、同時に求龍堂より作品集も刊行。大きな話題となりました。作品は神奈川県立近代美術館、高松市美術館、東京都現代美術館に所蔵されています。

今回のANB Tokyoでの個展は、横須賀美術館の開催以来、3年ぶり5度目の個展となります。自宅やスタジオ、ギャラリー、コレクターのご自宅で保管されていた未発表の小作品およそ50点と、ドローイングブックを展示します。また会場内では、中園の友人の中村土光がアーティストのインタビュー映像を集めたプロジェクト「誰かのCV 2014」より中園のインタビュー映像を提供していただき、特別に上映します。

本展覧会の展示作品は、個人コレクションと中園家コレクションからのご厚意で展示されています。まとめて鑑賞できる貴重な機会ですので是非ご高覧ください。

4月28日より、開催期間中ご来場いただいたアーティストやキュレーター、さまざまな形で文化産業に関わる方々によるコメントを掲載した専用noteを公開します。こちらも是非ご覧ください。

>> 本展専用 note

INFORMATION

会  場:ANB Tokyo 3F&4F
住  所:港区六本木 5 丁目 2−4 *六本木駅から徒歩 3 分
会  期:2021年4月24日(土)~5月23日(日)
開館時間:12:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)
休 館 日:月・火(祝日の場合開館)

協  力:小山登美夫ギャラリー

入 場 料:[一般]1,000円 / [大学生] 500円 / 高校生以下無料
※大学生・高校生は学生証要提示

ご入場はオンライン予約制です。

>> オンライン予約ページ

無題 / 制作年不明 / oil on canvas / W22.0 × H27.0 cm
個人蔵
©️ Koji Nakazono, courtesy of Tomio Koyama Gallery
無題 / 2014 / oil on canvas / W61.0 × H91.5 cm
個人蔵
©️ Koji Nakazono, courtesy of Tomio Koyama Gallery
無題 / 制作年不明 / crayon on acrylic board / W109.0 × H109.0 cm
個人蔵
©️ Koji Nakazono, courtesy of Tomio Koyama Gallery
無題 / 制作年不明 / oil pastel on paper board / W51.5 × H36.5 cm
個人蔵
©️ Koji Nakazono, courtesy of Tomio Koyama Gallery

中園孔二

1989年神奈川生まれ。2015年7月他界、享年25歳。2012年東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。同年「アートアワードトーキョー丸の内2012」に選出され、小山登美夫賞、オーディエンス賞を受賞。個展として、2013、2016年小山登美夫ギャラリー、2014年8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery、2018年には横須賀美術館にて、初の美術館での個展「中園孔二展 外縁−見てみたかった景色」を開催した。

>> 過去の展覧会歴