TOKYO ART ACCELERATION | 一般財団法人東京アートアクセラレーション

一般財団法人
東京アートアクセラレーション

アーティストたちによる創作活動の支援と
アートを介したコミュニケーションから
文化を支える新しいネットワークを構築する

一般財団法人東京アートアクセラレーション(所在地:東京都港区六本木、代表理事:香田哲朗、共同代表:山峰潤也)は、意欲的な表現活動に取り組むアーティストの支援や、アートを介したコミュニティの形成を通して、文化が息づく社会の新しいエコシステムを醸成していくために設立されました。

現代のアーティストたちの活動は、絵画や彫刻といった伝統的な表現形態から、映像や写真、新たなテクノロジーを使った作品や、社会や人々と関わりながら行われる表現行為など、多岐に渡ります。こうした活動の背景にあるアーティストの思考は鋭く社会を描写し、また人間の機微を描き出していきます。そうして生まれる作品は、時として見るものを圧倒し、またその繊細さが人の心を打ち、社会に新しい気づきをもたらしていきます。それは、合理化や効率化の進む現代社会において、特異点とも言うべき存在です。しかし他方で、その特異性ゆえに、アートを支える基盤は脆弱性をはらんでいます。

こうした状況に対し、六本木にオープンするコンプレックスビル「ANB Tokyo」を軸に、アーティストたちの創作活動を支援するとともに、展覧会やトークイベントなどの企画、メンバー向けのコミュニティスペース運営などを行なっていきます。そして、ANB Tokyoを介して構築したネットワークを活かし、アートに対する新たな支持基盤を構築していくとともに、外部機関と連携したさまざまな事業展開を進めて参ります。これらの活動を通し、アートの裾野を広げていくとともに、これまでアートを支えてきた方々にとっても意義のある事業となるよう務めて参ります。

代表理事
香田 哲朗
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共同代表
山峰 潤也
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理事
金山 淳吾
理事
篠塚 孝哉

家にいる時間に届けるアート
"STAY HOME"から
"SAVE THE ART"へ

新型コロナウィルスの影響で多くの人が自宅でほとんどの時間を過ごし、オンライン会議の機会も増える中、生活空間に彩りを与えるアートを求める声が高まりつつあります。そこで当財団では、“STAY HOME”の時間にアート作品を届ける期間限定のECサイト「ONE ROOM ART」を2020年4月30日よりスタートすることになりました。

「アートを自宅で楽しむ」ことは、日本ではまだ敷居の高い印象がありますが、欧米では、自宅の装飾や、親しい人へのギフトとしてアートを購入するという文化が広く浸透しています。そして数多くの美術館や芸術祭が魅力的な展覧会を行い、多くの方が訪れています。そのため、社会においてアートが必要不可欠な存在として認識されており、欧州各国においては、新型コロナウィルスの影響で仕事を失ったアーティストたちへの支援を積極的に行なっております。ですがここ日本において、新型コロナウィルス影響下におけるアートの現状に対する公的な援助は十分と言える状況にありません。

こうした状況をうけ、毎日変化がない居住空間で過ごす人々と、作品発表や販売の機会を失っているアーティストの作品をつなぐことを目的に、本事業はスタートしました。当財団の呼びかけに応じてくれたアーティストやギャラリーとともに始め、徐々にその輪を広げていきながら、アーティストに販路を提供し、アートが広く浸透していくことの一助となることを目指しています。そして、“STAY HOME”から“SAVE THE ART”につながる機運が少しでも高まっていくことを期待しています。

one room art

六本木に生まれる新たな
アートコンプレックス
複合性を活かして独自のネットワークを構築し
新たな可能性を開拓する拠点となる

当財団の理念を表現するひとつのプラットフォームとして、ブックラウンジやギャラリー、スタジオなどが入った新しいコンプレックスビル「ANB Tokyo」を、多くのギャラリーや美術館が並ぶ六本木にオープンします。この名前は、既存の概念とは異なる何かを示すAlternativeと、多種多様なものを受け入れるBoxからきています。そしてこの箱の中に、無数の物語(Narrative)が詰まっていくことを期待しています。

ANB Tokyoは、多くの方々と関わりながらその活動を広げていきます。そこで起こる一つ一つの事柄、ここに集う一人一人の物語に寄り添いながら、流動的に変化を重ね、現代の動向につぶさに呼応していく場として成長していくことを目指しています。こうした、柔軟性と即興性を持って対話の中から活路を見出そうという態度は、文化は制度のみによって作られるのではなく、人々の声と行為の集合によって形成されていく、という考えに基づいています。

このような思想から生まれるANB Tokyoは、コンプレックスとしての複合性を活かしたさまざまな人々が出会う拠点となるとともに、これまでアートが培ってきた蓄積と文脈への理解を深め、共有していく活動を行なっていきます。世代や分野を超えたコミュニケーションから独自のネットワーク構築し、そこから生み出される可能性を開拓しながら、新しいアートと社会の接続点となることを目指していきます。現在、2020年秋オープンを目指し準備を進めておりますが、今後の新型コロナウイルスの影響を鑑みて、オープン時期を確定してまいります。時期が確定しましたら、改めて詳細をご案内させていただきます。

プレスリリース vol.1(2020年4月30日)
プレスリリース vol.2(2020年5月20日)