三野新写真展「クバへ/クバから」
沖縄を、いま、東京から「撮影」する。
5年ぶりの個展は「沖縄の風景」をめぐる写真展・上演
本展は、新型コロナウイルス感染予防措置を講じて、オンライン事前予約制にて開館いたします。ご来場の前に下記(INFORMATION)の「新型コロナウイルス感染予防ご協力のお願い」を必ずご一読ください。
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ANB Tokyoでは、2021年5月16日(日)より5月23日(日)まで写真分野と舞台芸術分野を横断して活躍する写真家/舞台作家の三野新による写真展「クバへ/クバから」を開催します。
三野新は、1987年福岡県生まれ。第2回&第4回「1_WALL」展に入賞し、フェスティバル/トーキョー12′公募プログラムに選出、TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD ♯04 準グランプリ&ホンマタカシ審査員賞を受賞するなど、写真分野と舞台芸術分野を横断して活躍する写真家/舞台作家です。
三野は写真やその撮影行為を演劇的手法としてとらえ、「現代の恐怖の予感を視覚化する」ことをテーマに、パフォーマンスや演劇、展示作品を発表しています。
近年では、サミュエル・ベケット『フィルム』を写真家の視点から読み替え、カメラを通した視線と片想いの感情を重ね合わせた「Prepared for film」シリーズ(2012-2018)、歌舞伎町での飛び降り自殺との遭遇に端を発した『「息」をし続けている』(2018)や『うまく落ちる練習』(2019)、再開発の進む渋谷・桜丘地区を舞台にした映像作品「King-Richard_3.tomb」(2019)など――固有の場所で表現をすることやその政治性と倫理性、写真と演劇という異なる表現形式のあいだで生じる身体性や仮設性を主なテーマに、多様な作品を発表してきました。
本展は、5年ぶりに開催される三野の個展であると同時に、沖縄で撮影された三野の写真作品が初めて発表される機会でもあり、また、様々な表現ジャンルを行き来してきた彼自身の活動の総括にして最新形ともなります。
INFORMATION
日 程:2021年5月16日(日)〜5月23日(日) ※休館日:5/17(月)、5/18(火)
時 間:12:30〜19:30
会 場:ANB Tokyo 6F
住 所:〒106-0032 東京都港区六本木5丁目2−4
入 場 料:1,500円
ご入場はオンライン予約制です。
>> オンライン予約ページ
< 新型コロナウイルス感染予防ご協力のお願い >
● ご来場の際に、非接触型体温計による検温、手指消毒にご協力をお願いいたします。検温の結果、37.5度以上の発熱が確認された場合、ご入場をお断りさせていただきますので何卒ご理解ください。
● 館内では常時マスクの着用をお願いいたします。
● 建物内フロア、エレベーター内でのソーシャルディスタンスの確保に、可能な限りご配慮ください。
今後の状況の変化により対策を変更させていただく場合がございます。感染予防措置を講じ、みなさまのご来場を心よりお待ちしております。
< スタッフ >
企画・制作:三野新、いぬのせなか座(山本浩貴、鈴木一平、なまけ、h、笠井康平)
出演:三野新、山本浩貴(いぬのせなか座)
写真・演出:三野新
空間設計:GROUP (井上岳、大村高広、齋藤直紀、棗田久美子、赤塚健)
施工:GROUP、藤村祥馬 (studio hoho)
制作進行:三野新
当日運営:井上智晶、中谷優希、志賀耕太、いぬのせなか座
事務局長:笠井康平(いぬのせなか座)
助 成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う京都市⽂化芸術活動緊急奨励⾦
協 力:一般財団法人東京アートアクセラレーション
主 催:三野新・いぬのせなか座写真/演劇プロジェクト制作実行委員会(略称:三野プロ委員会)