ANB Tokyoでは3月9日（水）に、『記憶／記録とのセッション』をコンセプトに、映像作品「Wizard of OP – 富岳風穴 / Fugaku fuketsu – 」の上映会（全３回）と「Wizard of OP vol.000」パフォーマンス公演（全１回）を実施します。

「Wizard of OP」は、美術家・小金沢健人が光を表現の素材として即興の方法を探るパフォーマンス企画。小金沢が、音楽やダンス、ポエトリーリーディングといった表現形態と対峙することでパフォーマンス領域を拡張する企画として、これまで過去に２回開催してきました。

本イベントでは、光を生命体のように扱う小金沢健人、光をドローイングの痕跡として捉える鈴木ヒラク、ミクロからマクロまでの宇宙的なサウンドを自由に操る内橋和久の３人が、光の一切届かない地下200mの富岳風穴（山梨県）で無観客でおこなったパフォーマンスの様子を撮影した映像作品「Wizard of OP – 富岳風穴 / Fugaku fuketsu – 」を上映します。 「現代における洞窟壁画を描く行為の記録映像」と語るこの実験的なスクリーニングは会場観覧またはPeatix Live配信でご覧いただけます。

「Wizard of OP vol.000」では、映像出演の同じ3名によるパフォーマンスも実施予定。
記憶を描き込んだ記録映像を、今日の洞窟とも言えるビルの一室（ANB Tokyo）で新たに行われる３人のパフォーマンスと重ね合わすことにより、記憶／記録とのセッションという新たな対立軸の導入を試みます。